Unione
扶助者聖母会同窓会(ウニオーネ)日本管区連合会則


会則
扶助者聖母会同窓会は1908年、イタリアのトリノにおいてフィリッポ・リナルディ神父(註1)によって創設されました。
サレジアン・シスターズ(註2)の教育施設を巣立った同窓生たちは自らが受けた教育を社会の中でより深め、分かち合うために世界的広がりを持つ扶助者聖母会同窓会世界連合を結成しました。同窓生であるということは、ある時期サレジアン・シスターズの教育施設で教育を受けたということにとどまりません。それは自分の生き方としてモルネーゼスタイル(註3)でサレジオ的価値を受け入れるということです。したがって、ドン・ボスコの予防教育法とマリア・マザレロの行動様式による人間的宗教的価値観を共有するすべての人を宗教、文化、社会にかかわりなく同窓会員として受け入れます。
日本国内の同窓会は1972年に扶助者聖母会同窓会日本管区連合を結成して世界連合に所属しました。
扶助者聖母会同窓会世界連合は1988年、サレジオ家族(註4)の一組織として正式に認められました。

以下の規約は、同窓会員の生き方の方向性を示す指針として2015年8月の同窓会世界連合総会において承認された規約に基づき、日本国内の現状に合わせて、不可欠な部分のみを抜粋したものです。

註1:フィリッポ・リナルディ神父(1856 ? 1931)は当時トリノのオラトリオの院長で、後にドン・ボスコの後継者としてサレジオ会第4代総長となる。
註2:日本における正式名称は扶助者聖母会、通称として一般にサレジアン・シスターズが用いられる
註3:モルネーゼはマリア・マザレロが生まれ、育った北イタリアの村の名。マリア・マザレロの生き方と、その精神をモルネーゼスタイルと呼ぶ。内容は第5条2項に記す。
註4:ドン・ボスコの精神で活動するグループであるとサレジオ会総長によって認められた団体。
扶助者聖母会同窓会日本管区連合規約 (抄)

第1条 定義


1-1 扶助者聖母会同窓会日本管区連合(以後ウニオーネ日本管区連合と呼ぶ)はサレジアン・シスターズによって創設が勧められた非営利団体で、サレジオ家族の一組織である。従ってドン・ボスコの後継者であるサレジオ会総長を精神的一致の中心におく。
1-2 ウニオーネ日本管区連合は在園、在学中に受けた教育を社会の中で実践する。
1-3 ウニオーネ日本管区連合はいかなる政治団体にも属さない。
1-4 ウニオーネ日本管区連合は扶助者聖母会同窓会世界連合に所属し、その目的と精神を共有する。



第2条 会員

2-1 ウニオーネ日本管区連合は会員の宗教を問わない。
2-2 サレジアン・シスターズの教育施設に在籍した者を会員とする。 
2-3 会員は会則を遵守し、所定の入会金を支払う。



第3条 構成

3-1 ウニオーネ日本管区連合の法的所在地を東京都北区赤羽台4-2-14星美学園内におく。
3-2 ウニオーネ日本管区連合は、日本管区内に存在するウニオーネ支部により構成される。ウニオーネ支部は会員の活動の場であり、会員からの要望をくみ上げる場である。
3-3 ウニオーネ支部は自主的に運営され、ウニオーネ日本管区連合の目的および精神を共有し、会員との接触を保ち、ウニオーネ日本管区連合との連絡を保つ。



第4条 活動

4-1 ウニオーネ日本管区連合は以下のような活動を行う。
a) サレシアン・シスターズの教育活動と、付随する事業にサレジオ精神で協力する。
b) 女性の教育の向上と、家族や生命の保護の促進に努める。
c) 人権と平和の促進のために働く。
d) 若者、特に窮地にある者を支援する活動を促進し、中心的役割を果たすよう努める。
e) 社会的コミュニケーションの能力を高め、対話の中から見解を提示する。
f) 文化、宗教間の対話を促進する。
g) 受けた教育的価値に従い、会員への時代に即した継続的養成に配慮する。
h) 会の起源に従って生活し、会員間の連帯を促進、育成する。
i) 地域内で活動する存在となり、会の精神に従い、社会や教会と協力して働く。
j) サレジオ家族、特にサレジオ同窓会連合(註5)と、サレジアニ・コオペラトーリ(註6)との関係を保つ。
註5:サレジオ同窓会連合はサレジオ会によって創設された学校、施設の同窓生による世界連合組織。本会同様リナルディ神父により創設され、サレジオ家族に所属する一組織である。
註6:サレジアニ・コオペラトーリはドン・ボスコにより創設された世界的組織で、サレジオ会の精神を社会の中で生かして活動する信徒の会。旧サレジオ協力者会。サレジオ家族に所属する一組織である。


第5条 精神

5-1 ウニオーネ会員の精神は「理性・宗教・慈愛」の三要素で表されるドン・ボスコの予防教育法に基づく。それは人間の最も根本的な熱望である真理の探求、神への欲求、他者との交わりに応えるために不可欠な教育法である。
5-2 会員の精神は、ドン・ボスコと共にサレジアン・シスターズを創立した、マリア・マザレロの生き方と活動の中のカリスマ的要素によって更に豊かにされる。すなわち、愛を心がけ、日々喜びのうちに生きること、どんな小さな行為にも神の存在を感じとり、地域社会の中で積極的に活動すること、生命の大切さを証し、連帯を促進することである。



第6条 会員相互の関係

6-1 会員はおのおの所属するウニオーネ支部を通じて、ウニオーネ日本管区連合に対し応分の権利を行使し、義務を負う。



第7条 ウニオーネ日本管区連合本部

ウニオーネ日本管区連合本部の組織は次のものとする。
・ ウニオーネ日本管区連合総会
・ ウニオーネ日本管区連合本部評議員会
・ ウニオーネ日本管区連合本部顧問団
・ ウニオーネ日本管区連合本部監査委員会




第8条 ウニオーネ日本管区連合総会

8-1 ウニオーネ日本管区連合総会はウニーネ支部長により構成される。



第9条 ウニオーネ日本管区連合本部評議員会

9-1 ウニオーネ日本管区連合本部評議員会は管区内の意思決定機関で、最少5名、最大15名の評議員からなる。評議員の任期は3年とし、再選は妨げない。



第10条 会員登録

10-1 会員は各々の所属するウニオーネ支部会員名簿に正式に登録される。



第11条 ウニオーネ日本管区連合本部顧問団

11-1 ウニオーネ日本管区連合本部顧問団はサレジアン・シスターズ日本管区長、サレジオ家族担当評議員、管区連合デレガータ、およびウニオーネ日本管区連合本部元評議員により構成される。
11-5 管区連合デレガータは、同窓会の活性化および精神面の指導にあたる。また、ウニオーネ支部のデレガータと連絡をとって指針を示す。



第12条 ウニオーネ日本管区連合本部監査委員会

12-1 ウニオーネ日本管区連合本部監査委員会はウニオーネ日本管区連合の会計組織を監視する委員会で、ウニオーネ日本管区連合総会において承認された会員により構成される。任期は3年とし、再選は妨げない。



第13条 会計報告

13-1 会計年度は4月1日から翌年3月31日までとする。
会計報告は年度末から6ヶ月以内にウニオーネ日本管区連合総会で承認されなければならない。



第14条 刊行物

ウニオーネ日本管区連合は会員の絆を深め、精神的成長を促し、連絡を保つために機関誌を発行することができる。



第15条 財産

15-1 ウニオーネ日本管区連合の財産は次のものから構成される。
a) 会員によって払われた入会金
b) 献金、寄付金、補助金など
c) 予算上の余剰に由来する資金の利子収入
d) 動産および不動産、会が得た有形、無形の権利

附 則
この会則は2018年4月23日より施行する