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ウニオーネ誌 Web版 No.912023年5月20日 発行 目次 |
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巻頭言共に存在を祝う四日市サレジオ志願院 院長Fr.辻家 直樹
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皆の善のため 持続可能なライフスタイルを選択しましょう同窓生 世界連合 モルネーゼ 会長マリア・C・カスティリョン
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サレジオ会家族のページ世界規模の支援のご紹介紛争、自然災害、飢饉……世界中のあちこちで苦しみの中から助けを求めている人々がいます。 私たち一人ひとりの力は小さくても、その力を合わせれば支援の手が届いて笑顔になれる人がいるかもしれません。 イタリアのウニオーネ世界連合で、そして日本のサレジオ会で、世界規模の支援のために寄付を募っている活動をご紹介致します。 モルネーゼ ONLUS
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支部からの便りウニオーネ星美ホーム支援の多様化
次年度の秋に予定されているサローネの完成、その後に完了するグラウンド改修に伴い、新たな星美ホームの同窓会活動の実施が出来るよう、職員一同力を合わせて準備に取り組んでいます。 ウニオーネ短大小さな種でも短大に入学し3年目の学生は活動が制限され学園祭の経験もなく卒業かと案じておりましたが学生部長(顧問)より本年は学生主体の学園祭開催と報告を頂きました。参加者の制限もありましたがウニオーネ短大もお手伝いをと一日だけの縮小参加と決定いたしました。 ワークショップでロザリオ形状のブレスレットの作成と決め短大エントランス(マリア像前)の円卓にセットし当日参加の方をお待ちいたしました。 いろいろな制限もあり参加者は数人で想定内でしたが学生にとっては自分たちで立ち上げた学園祭「テアトロ星美」の開催は今までになく盛況だったと何より学生が大変喜んでいたと伺いました。 このような状況下で、頑張っている学生たちに私たちは何が出来るのかと話し合い経済的に苦しい中、学業にいそしみ優秀な成績を収めている学生には奨学金を授与することに決定いたしました。
ウニオーネ東京変化を楽しもう!女子校だった「東京星美学園高等学校」が、一年前から共学になり名前も「サレジアン国際学園中学高等学校」と変わった。愛着のある校歌や制服も一新され、校舎もリフォームされた。校舎内では英語が飛び交い、様々な国籍の先生方が増え、男子の太い声が廊下に響くようになった。女子ならではの教育、雰囲気が大好きだった私は、自分の娘が通うこの時期に何もかもが変わってしまうようで最初はたいへん戸惑う、と思っていた。
ところが話を聞いて最初に思ったことは「そうだよね、男子にももっと知ってほしいことがいっぱいあるんだもの」という前向きなもので自分でも驚いてしまった。女子だけの世界で問題を解決していく面白さも良かったが、世界には男性もいる。お互いのことをよく理解し合うことなしには、必要な助けがわからない。言葉で伝えることの大切さ、その言葉自体の大切さなど行事や授業中のグループ活動を通して、日常的に学び合う場が与えられた。今までの素晴らしい教育を男子にも開放し、益々世の中に貢献できる「人」を送り出すことができる。 何て素晴らしいことだろう!卒業生として、また在校生の保護者としても、この変化を歓迎し楽しもうと思う。同窓会としても、今まではお嬢様しかお誘いできなかったのが、ご子息もお誘いできるようになった。コロナ禍から日常に戻りつつある今、これまで以上に同窓生の皆さまと学校の橋渡しができるよう、皆様のお力をお借りしながら役員一同、知恵を絞って活動させていただきたい。 ウニオーネ世田谷ありがとう さよなら
2023年度から「目黒星美学園」は「サレジアン国際学園世田谷中学高等学校」に変わりました。2022年11月20日に「さつき会」は「ありがとう さよなら目黒星美学園の会」を開催いたしました。同窓生300人ほどが集まり有意義な会となりました。目黒星美学園の思い出を語り合い感謝の気持ちで会は締めくくられました。母校の新たな出発に明るい光が差しますようお祈りいたします。
ウニオーネ静岡再会の喜びの中で
ウニオーネ城星創立70周年を記念して
2023年度、城星学園創立70周年を迎えました。 同窓生の方に学園に帰ってきて頂きたいと理事長さまが「創立70周年記念ホームカミングデー」を開催して下さいました。
1期生から58期生までのたくさんの方が参加して下さり、講堂での御ミサから始まり、新設されたドン・ボスコルームでの歓談と懐かしの学園で楽しいひと時を過ごしました。
また、11月には4年ぶりに城星フェスタが開催されました。学生の飲食店はかないませんでしたが、同窓会ではテイクアウトでコーヒー、紅茶、マドレーヌの販売をしました。
ウニオーネ明星今も生き続ける愛
明星を卒業してもう30年以上が経ちました。光陰矢の如しと言いますが、本当にあの頃からもう30年以上経ったかと思うと、今を大切に歩んで行かなければと思いました。 高校時代2年・3年の2年間は河野環シスターに担任をしていただきました。今思えば私達はヤンチャ過ぎて、当時シスターには毎日毎日叱られてばかりの学園生活だったと記憶しています。シスターはきっと大変だったでしょう。だけど私達は明星学園の学園生活が本当に楽しくて、良い思い出しか残っていません。シスターには本当にたくさん愛をいただきました。その愛は今私の心の中で強く生き続けています。 今の私にできることはあまりないかもしれませんが、それでも少しでも人のお役に立てることを考え、行動していこうと思います。今世の中はいつまた日本が戦争になってもおかしくない状況です。でも私達一人一人のほんの少しの思いやりで世界は平和になると思います。 マザーテレサのお言葉で「世界平和のために出来ることですか? 家に帰って家族を愛してあげてください。温かい微笑み、妻に夫に子供に、そして全ての人に微笑みかけなさい。微笑みは愛を育てます」 とあります。私は思いやりと愛を持っていれば、必ず人は救われると信じています。 今は明豊高等学校に名前は変わりましたが、明星学園、そして私の人生の師である河野環シスターに出会えて本当に感謝しています。 これからの人生において色々なことがあると思いますが、私は明星学園で学ばせて頂いた事を、学園やシスター方に少しでも恩返し出来るように精進してまいります。 ウニオーネ小百合ホーム子どもから学んだこと私は20歳から7年間を別府小百合愛児園、その後34年間を小百合ホームで勤務し、昨年の8月に退職いたしました。 41年間でたくさんの子ども達と出会い、共に過ごした時間は私の宝物です。楽しかったこと、嬉しかったことは数えきれませんが、子どもの対応に四苦八苦し、悩んでばかりいた気がします。
経験を重ね少しずつ自信を持ち始めた私は、自身の常識や価値観を押し付け、子どもを変えようとする意識が強くなりました。しかし子どもからは、「俺はこのままでいい」「指導なんか要らない」「普通って何?」と言われました。こどもの問題行動ばかりに囚われ、子どもが望んでいない自己満足の対応をしていたことに気付かされました。 子どものありのままを受け入れ、共感することの大切さを頭で分かっていただけでした。様々な場面で子どもから学び、他の職員から支えてもらえたことに感謝しています。これからも子どもの幸せを願い皆様のご多幸、ご活躍、そして扶助者聖母会のご発展をお祈りしています。
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ストレンナ 2023社会のよきパン種となろう
ストレンナが描かれた絵を見てみましょう。食事を待つ少年のそばにピザを作る少年や若者、鍋をかきまわすドン・ボスコと、料理を手伝う女性、後ろの方にはひたすら洗い物をするマンマ・マルゲリータ。洗濯物を干す若い人たちの姿もあります。私たちサレジオ家族は、さまざまな社会的背景の中でこの絵の中の人々のように、色々な職業や使命を持つ人が集まる共同体です。一人ひとりの働きは弱くパン種のように小さなものですが、力を合わせれば大きく膨らんだ美味しいパンとなります。 * * * * * 今回の総長様のメッセージは、今までのように神父やシスター方に向けてのものではなく、世界中のサレジオ家族の若者たちと大人たちに向けられています。若い人はパン種として社会を発展させる原動力になります。その動きは小さいものであっても、いずれ社会全体を発展させ、良い方向に刷新するきっかけになることでしょう。
サレジオ家族の大人の人たちは、家庭や職場など通常の社会生活の中で身近にいる人をサポートするという、目立たない誠実な行いを通してパン種としての役割を持って生きています。現在の世界の現実は、各地での紛争、迫害、貧困、差別、人口減少、自然破壊など、数多くの痛みを抱えています。この世界、社会を美味しいパンに仕上げるために、私たちは「パン種」となっている・なっていくのです。そのためにウニオーネのメンバーとして大切にしていきたいことは何でしょう?
ストレンナとは、年の初めにサレジオ会総長より発信される、サレジオ家族の年間目標。 |
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おめでとうございます!2023年に誓願60周年・誓願50周年を迎えるシスター方
修道生活50年、60年という大きな節目をお迎えになられたシスター皆様、感謝と祈りを込めて おめでとうございます と申し上げます。 これからもお健やかに、そしてウニオーネの同窓生のためにもお祈りください。 |
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編 集 後 記管区長様からの問いかけのお言葉「ウニオーネのメンバーとして大切にしていきたいことは何でしょう?」が心に残ります。私たちは幸いにも世の中のパン種になる方法を教えていただいてきました。この一年、折につけ「パン種」であることを意識したいと思います。 |
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