Unione

  ドン・ボスコ生誕200周年


ドン・ボスコ生誕200周年について、詳しくは「こちら」をご覧ください。
サレジオ会日本管区のサイトが開きます。

ドン・ボスコ生誕200周年について (2014年7月3日)


 同窓生の皆様は学生時代にシスターから習ったドン・ボスコについて覚えていますか? 私たちの学校・施設の創立者である聖ヨハネ・ボスコ(ドン・ボスコ)は1815年8月16日、イタリアのトリノ近郊の小さな村で生まれました。 つまり2015年8月16日で生誕200周年を迎えます。 ローマのサレジオ会本部では今年(2014年)の8月16日から2015年8月16日までの一年間を世界中のサレジオ家族が一緒に生誕200周年を祝う年間と定めました。
 2014年8月16日、全世界で正式に200周年開始が宣言されます。各自お祈りをいたしましょう。
 この期間に、日本でも沢山のイベントが計画されています。2014年9月15日(敬老の日・月曜日)に、以下の5箇所で一斉に開始のミサを行います。
   東京:碑文谷教会
   大阪:城星学園 ※大阪星光学院から変更になりました。
   長崎:大村・植松教会
   別府:別府教会
   宮崎:宮崎カリタス修道女会

 2015年8月16日にはトリノにおいて200周年閉幕の式が行われます。 日本では2015年11月23日に東京カテドラルにおいてサレジオ家族と、ドン・ボスコを愛する人たちと共に集うミサならびにドン・ボスコ・フェスティバルを開催の予定です。


 ドン・ボスコ生誕200周年実行委員会では、200周年を祝うシンボルとして「ヒマワリ」を選びました。 その理由は、

  • ・ドン・ボスコの誕生日、8月16日頃に咲く夏を代表する花であること。
  • ・鮮やかな黄色はドン・ボスコの「喜び」と「明るさ」を連想させること。
  • ・「ヒマワリ」が太陽を追い続けるイメージはいつも神様を追い求める人のイメージと重なること。
  • ・一つの花から無数の種が採れる様子がドン・ボスコの心の広がりを連想させること。
  • ・ヒマワリ畑で一斉に花開く姿は、サレジオ家族のファミリーらしさに似ていること。

 今年と来年ヒマワリを育ててみましょう。「ヒマワリ」のように私たちも一緒に神様に向かって歩み、笑顔でまわりの人に生きる喜びを分かち合いましょう。



  ドン・ボスコ 聖遺物巡礼

聖遺物せいいぶつについて

 カトリック教会では、イエス・キリストや聖母マリアの遺品、キリストの受難にかかわるもの、また諸聖人の遺骸や遺品を「聖遺物(英語:Relic)」といいます。 ローマの時代、新約聖書がまとめられた頃から、これらの品物はカトリック教会で大切に保管され、かつては、教会の祭壇の下には聖人の遺骸または遺物を納めることが必要であるとされた時代もあるとのことです。 現代でもヨーロッパや南米などのカトリック教会では、聖遺物が聖人への崇敬の対象となっています。

 生誕200周年を迎える2015年に先立って行われた「ドン・ボスコ聖遺物 巡礼の旅」は、ローマを出発して2011年2月2日に日本を訪れました。 聖遺物はドン・ボスコと子どもたちの像に収められ、二人の使者に守られて羽田に降り立ち、サレジオ会管区長館に迎え入れられました。 そして翌朝にはワゴン車で大阪港へ、そしてフェリーでチマッティ神父が1926年に到着した宮崎に運ばれ、九州各地から巡礼が始まりました。

ドン・ボスコ像に収められて運ばれる聖遺物

ローマからの使者に運ばれる”聖遺物を収めたドン・ボスコ像”

ここからは、ウニオーネ支部の拠点訪問時の様子を写真でお伝えします。

2月5日(土)ウニオーネ小百合支部:大分修道院

大分修道院

大分修道院を訪れたドン・ボスコ像

ウニオーネ小百合支部
小百合支部の子どもたちがご挨拶


2月6日(日) ウニオーネ明星支部

ウニオーネ明星支部:別府教会

別府教会にて


2月9日(水) ウニオーネ城星支部

情勢の生徒たち

シスターのお話を聴く子どもたち

ご挨拶
使者の青年に抱かれてご挨拶


2月11日(金・祝日) ウニオーネ静岡支部

静岡サレジオ訪問

静岡サレジオの先生方により運ばれる

静岡サレジオの生徒たち
ドン・ボスコ像を迎える生徒たち


2月14日(月) ウニオーネ目黒支部

親しみを込めて

ドン・ボスコ像に触ってみる目黒星美学園の生徒たち


2月14日(金) ウニオーネ星美ホーム支部

星美ホーム

守護の天使修道院(星美ホーム)にて


2月15日(土) ウニオーネ短大支部、東京支部

赤羽

サレジアン・シスターズ修道院大聖堂を訪れたドン・ボスコ像


2月15日(土)

最後の行列

ドン・ボスコ像、さようなら

 聖遺物を収めたドン・ボスコ像は、この後次の巡礼地であるオーストラリアへ向けて旅立ちました。



【ドン・ボスコ聖遺物日本巡礼から10年】

(サレジオ会ホームページより)
 今から10年前、ドン・ボスコ生誕200周年(2015年)の準備として、ドン・ボスコの聖遺物が日本を巡りました。 そしてちょうど10年前の今日、離日しました。 当時のサレジオ会日本管区長、故 チプリアニ神父は次のようなことばを残しています。


ドン・ボスコ聖遺物日本巡礼を締めくくるにあたって


 待ちに待ったあなたをここ日本に迎え、私たちは大きな喜びに満たされました。 あなたの巡礼は宮崎から出発し、九州を巡り、大阪、四日市、浜松、静岡、横浜、東京と、サレジオ会、サレジオ家族が、暮らし、働く場を訪れました。 あなたが行くところ、多くの人びと、若者、子どもたちが集まり、祝い、あなたに近づき、あなたを見、あなたに触れ、あなたに祈りました。 神様のはからいを思い、あなたを通して示されたその愛に、私たちは深い感動をおぼえます。

 幼いころ、「ドン・ボスコをごらん」と母の手で高くかかげられながら、あなたの姿を心にきざんだチマッティ神父と8人のサレジオ会宣教師が日本の地におりたってから85年。 あなたの息子たち、娘たち、そして新たに加わった仲間たちも共に、あなたの望んだ家族のようになって一緒に働いています。 私たちの心にはいつもあなたの姿がありました。あなたは、主イエス・キリストに従うための私たちの模範だからです。 若者、子どもたち、貧しい人々に仕えるとき、私たちの心に燃えているのは、聖霊があなたの心にともした Da mihi animas cetera tolle「私に魂をください、他のものはいりません」の火です。

 ドン・ボスコ、どうぞ私たちのために祈ってください。

  1. 私たちが良き牧者キリストの愛を心に燃やし、ここ日本の若者たちのために労をおしまずに働くことができますように。


  2. そして、神様の愛をまだ知らない多くの人びとに神様の愛を伝えることができますように。

  3. あなたをいつも導かれたキリスト者の助け聖母マリアが、私たちにとっても先生として導き、助けてくださいますように。

  4. この巡礼が終った今、サレジオ会とサレジオ家族がこの恵みを受けて、回心と刷新の時をさらに歩んでいきますように。
 私たちは、あなたに励まされ、父である神にたちかえり、喜びをもって召命を新たに生きたいと思います。 ドン・ボスコ、私たちのあいだにずっとずっと、とどまってください。

 2011年2月17日
サレジオ会管区長 Fr.アルド・チプリアニ


頁頭へ戻る