ストレンナ(Strenna)は「贈り物」を意味するイタリア語です。
ドン・ボスコは新年にサレジアン・シスターズの修道院を訪れ、シスター方への贈り物として「年間目標」のことばを伝えました。
この習慣は後継者であるサレジオ会総長に引き継がれ、今は毎年美しいポスターと共に発表されています。
お正月に戴くのでかつては「お年玉」とも言っていました。
私たちウニオーネ会員もサレジオ家族の一員としてこの目標を共有します。
「ウニオーネ誌web版」各号の最終頁にその年のストレンナの解説があります。
なにごとも愛によって行おう
~強いられてするのではありません、なにごとも愛によって行いましょう~
(聖フランシスコ・サレジオの言葉)

「なにごとも強いられてするのではなく、愛によって行わなければなりません」
それはただのスローガンではなく、生き方です。
「愛徳は、私たちの祈りの計りになります。
神への愛は、隣人への愛に表れるからです」とフランシスコは言います。
これはまさにサレジオらしい「生きた祈り」です。
聖フランシスコと同じようにドン・ボスコも「力」の道ではなく、「心」の道を選びました。
サレジオ家族がいつの時代も変わることなくたどるべき道です。
サレジオ会総長 アンへル・フェルナンデス・アルティメ神父
ストレンナ2022ビデオメッセージより
👉 阿部仲麻呂神父による「2022ストレンナ講話」へ
希望につき動かされて
「見よ、わたしは万物を新しくする」 (黙示録 21-5)

希望に衝き動かされて生きるときに、わたしたちは、たとえ世界に非人道的なことが多くあっても、愛すること、奉仕すること、心が人間性に満たされること、世界が生きる意味に満ちていることを体験するのです。
👉 2021ストレンナ解説へ
誠実な社会人、キリストに倣う者
みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように
(マタイによる福音書6章10節)
👉 2020ストレンナ解説へ
聖なる者になろう
「私の喜びがあなた方の内にあるように」

👉 2019ストレンナ解説へ
主よ、その水をください

「主よ、その水をください」という言葉はヨハネによる福音書4章15節にある言葉です。
ユダヤ人の社会で差別されていたサマリアの女はヤコブの井戸でイエスに「水を飲ませてください」と声をかけられました。女は会話のうちにイエスと出会い、耳を傾けてもらった、尊重された、大切にされたと感じたのです。
そしてイエスがおっしゃった「決して渇かない」、「永遠の命に至る水」
があることを知り、「その水をください」と願いました。
単に聞くだけでなく耳を傾けるという事は相手に寄り添い、共に歩むという態度でコミュニケーションをとる技といえます。真のコミュニケーションは心と心の出会いと言えるでしょう。
「耳を傾け、共に歩む生き方を深めよう」
👉 2018ストレンナ解説へ
私たちは家族! “家庭”は命と愛の学び舎
👉 2017ストレンナ解説へ
聖霊にゆだねて冒険してみよう! イエスと一緒に
👉 2016ストレンナ解説へ
ドン・ボスコのように 若者と共に 若者のために
👉 2015ストレンナ解説へ
ウニオーネ会員は扶助者聖母会世界連合と共に
サレジアン・ファミリーの一員として活動しています。